●アルミエッジワイズ巻きヘリカルボイスコイル
口径11.5cmのワイドレンジドライバーの心臓部ともいえるのが、ヘリカルボイスコイルです。従来の丸線ではなく縦横4:1の比率による四角断面のアルミリボンワイヤーを、精密なコンピュータコントロールによりボビンにギャップなく巻き上げ、線間空隙を事実上ゼロにすることに成功。磁界エネルギーの利用率を飛躍的に高め、非常に強力な磁気回路による強力な駆動力を可能にしています。
●磁気効率を高める射出成形高分子素材バスケット
ボーズは射出成形高分子素材を開発し、口径11.5cmフルレンジドライバーのフレームに採用しています。これにより、磁気回路の乱れをシャットアウトして磁気効率を高めるとともに、経年変化、温度変化、磁気歪みなども追放。さらに、堅牢でありながら形状を自由に成形できるという特長を活かし、流体工学を取り入れた複雑な背面形状を取り入れることで、コーン紙の背圧をスムーズに逃す理想的なフレームを実現しています。
●特殊成形ポリマーを使用したモノコックボディ
業務用スピーカー802に採用して大きな信頼を得ている、特殊成型ポリマー素材を101MMのエンクロージャーに採用しています。コンピュータ解析による緻密な設計でバラツキをなくすとともに、不要な箱鳴りを抑えて分解能力の悪さを追放。音響的なバラツキがなく強靱なボディは、ハードな使用にも力を発揮します。
●コンパクトながらも高耐入力を実現
独自のテクノロジーにより小型スピーカーでは異例のピークパワー150Wの高耐入力を実現し、パワー感のあるサウンドを実現するだけでなく、耐久性にも優れています。
●専用コンピュータによる設計・生産管理
ボーズが創立以来研究を重ねてきた、膨大な音響測定データやオリジナル理論の情報を整理するために独自のプログラムを組むとともに、「シンコムIII」と呼ばれる専用のコンピュータまで開発しました。理論通りのスピーカーを正確につくり、意図した高音質を得るために設計から生産管理までをこの専用コンピュータで行っています。